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新銀行東京

新銀行東京への税金投入に納得がいかない。
(60代・男性)

 金融機関による「貸し渋り」「貸しはがし」で苦しんでいた中小企業を「東京都独自の仕組み」で支援したいという新銀行設立の目的自体は、今でも、正当に評価されるべきと考えます。

 しかし、甘すぎる審査体制やずさんな経営管理から、わずか2年半で900億を超す累積赤字を出すにいたった経営実態には私も怒りを禁じえません。旧経営陣の責任は当然のこと、石原都知事をはじめとする都の監督責任も重大と言わざるを得ません。また設立に際し東京都からの1000億の出資に賛成した都議会各派にも監視を怠った責任があると考えます。

 新銀行はその後400億の追加出資を要請し、都議会公明党も熟慮の上賛成しています。

 仮に、新銀行を「破たん処理」すれば、融資を受けていた5600社が直ちに倒産に追い込まれ、約19万人の生活に多大な影響が出る。またペイオフによる大混乱も予想される。

 一方、新銀行を「清算処理」しても、推定1000 億もの融資の焦げ付き分を補てんするために、さらに巨額の税金投人が予想される。

 混乱を最小限にとどめ、税金の投人を最小限に抑えるためには、追加出資を認め、当面は経営再建を目指すしかないとの苦渋の選択であったと思います。

 しかしもうこれ以上の失敗は許されません。東京都も、都議会も、新銀行の再建計画の進ちょくを厳しく監視し、1日も早く黒字化を実現した段階 で、他の金融機関と業務提携させるか、売却するべきです。そして追加出資した400億円は都が回収するなど、その保全に努めるべきと考えます。


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